こんにちは!めっそそです。
SEに転職してからこの記事を書いている時点で約2年半が経ったのですが、忙殺されていた頃に比べ、かなり人間的な生活を取り戻せたかなと。。
今回は、そんな転職に向けて読んでいた「スッキリわかる Java入門」の紹介です。今更紹介するまでもないほど有名な本ですが、これから勉強を始める方の参考になれば。
初心者がJavaの勉強を始める本といえば、まずこの本が挙がるのではないでしょうか。そのくらい有名でわかりやすい本です。
タイトル:スッキリわかる Java入門
著者:中山清喬・国本大悟
出版社:インプレス
出版年:2019年(第3版)
この本を読んだきっかけ
公務員からSEに転職するにあたり、知人に相談したところ「Javaが理解できるなら全然やっていける!」ということだったのでJavaの勉強をするために購入しました。
今考えるといきなりJavaはハードルが高いじゃないか…!と思わずにはいられませんが、当時は「何がなんでも転職してやる!」という気概でなんとか一冊読み終えました。よく頑張ったと思います。本当に。
おすすめのターゲット
これからJavaの勉強を始めようという人、よくわからないままJavaを触っている人、多言語を扱えるがJavaは初めてという人がJavaという言語の基礎を固めるのにうってつけです。
ある程度Javaはわかるぜ!という人も学ぶところはあると思いますが、そんな人はこの本でインプットするよりもJavaを書いてアウトプットした方がいいと思います。
総評
Javaとは何か、変数の宣言はどうやってするのか…というところから始まり、オブジェクト指向、インターフェース、例外処理等Javaの必要な機能は一式この本で勉強することができます。
また、何気に初心者殺しの開発環境構築についてもdokoJavaという仮想環境を準備してくれているので、ブラウザさえあればJavaを書いてみるということができるのもメリットです。
もっとも、個人的にはEclipseを入れてJavaを書いた方が手間が少ないし、何より続編のサーブレット&JSPで結局Eclipseを入れましょうと紹介されるので頑張って入れ方がいいと思うのですが。。
私自身この本を使ってJavaを勉強しており、おかげでJava研修では全くつっかえることなく演習課題を早々に最後まで終わらせることができました。その上で欠点を挙げるとすれば
- 演習問題の量が多くない
- 分厚いので持ち歩くには不便
- 書き口が優しいので分かった気になるが、いざ問題を解こうとすると「???」となる
といったところでしょうか。毎日持ち歩いて満員電車で読んでいましたが、持ち歩くには不便だし開発環境がない中で読み進めるものではないと気づくのに数ヶ月かかりました。
また、インプットには良いのですがその内容をアウトプットするには量が物足りないと思います。スッキリわかるSQLのように100本ノックのようなものがあれば良いのですが、そこまでは贅沢でしょうか。
最後にデメリットを列挙しましたが、裏を返せば初心者がJavaの勉強を始める教科書としてこれ以上に最適な本はないと個人的に思います。独学でJavaを勉強する際には、最初の一冊候補として手に取ってみてください。
この本の前後におすすめ
この本の前に読むべき:
なし。最初の一冊にピッタリです。
この本の後に読むべき:
純粋なJavaの技量を求めていくのか、Webアプリケーションの作り方を学んでいくのか、Androidアプリケーションの作り方を学んでいくのか色々な方面があると思います。
純粋なJavaの技量であれば、Java Silverの勉強をしていくのがおすすめです。以下の参考書に取り組んでみてはどうでしょうか。
WebアプリケーションについてはフレームワークであるSpring Bootが主流になっているかと思います。フレームワークの根幹にある技術はサーブレット&JSPなのですが、サーブレット&JSPの勉強は独学だとやや重たいかな。。
以下の書籍を今使って再勉強中なので、近々に記事にします。
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