「エッセンシャル思考」のレビュー

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こんにちは!めっそそです。

さて、今回は「1440分の使い方」に続き、上司からお薦めされた本である「エッセンシャル思考」を紹介していきます。

 前回紹介した1440分の使い方に続いて、「自分のリソースをどれだけ集中させるか」に焦点を置いた自己啓発本です。同時期にこの2冊を読んだのですが、共通する点が多く、本当の意味での働き方改革ってこういうことなのか…と腑に落ちた気分です。こういう考え方が広まるといいですね。

タイトル:エッセンシャル思考
著者:グレッグ・マキューン
出版社:かんき出版
出版年:2014年

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おすすめのターゲット

 日々追われるような生活をしている方や、自分のパフォーマンスを向上させたい人は一読の価値ありです。ただ、結構ストイックな振る舞いが必要なので、読んだはいいがそれを実践するには多少の勇気が必要になります。

概要・あらすじ

「最も重要なことのみに全力を注ぐ」というのが主題ですが、そのために「大切なことを見極める」「大切でないものを捨てる」「うまくいく仕組みをつくる」ことが必要であり、それぞれを実行するための方法が書かれています。(実はAmazonのサンプルで読める部分が肝だったりします。)

言われてみれば当然で、頭ではわかる「最も重要なことのみに全力を注ぐ」ということをどうやって実践していくかのノウハウを身につけるために残りの章を読み進めていくような形になっています。

この本を読んだきっかけ

 仕事が忙しく私生活が脅かされそうになっている頃に、職場の上司から「一度読んで仕事への取り組み方を見つめ直してはどうだろうか?」と雑談の中で紹介された本でした。

僕以上に忙しく、睡眠時間を削って働いていた上司が気付けば心なしか落ち着いていて、以前よりも心の余裕があるように見えました。そのため何があったのか聞いてみたところ、この本に書いてあることを実践した結果だということでした。

 そんなに効果があるのか?と興味半分、忙しさ解消のために藁にもすがる思い半分で紹介されたその場で購入しました。

印象深い部分・実生活に活かしている部分

 読み進めていくと、実践できている部分とできていない部分が明確に分かれていました。たとえば最も重要なことを見極めるために必要な5つのことのうち、「本質を見抜く」「遊び心を持つ」については日々の生活で意識をしていた内容でした。

 一方、「じっくりと考える時間を作る」「十分な睡眠をとる」「選択の厳密な基準を設ける」というについては日常で疎かにしていると痛感しました。そのためこれらを特に意識して行うようにした結果、かなり明確に改善が見られました。(月の残業時間が40時間→10時間に減少)

 単純に仕事が落ち着いたのかもしれません。しかし、仕事は引き続き多いし期限が決まっているタスクももちろんあります。そんな中で「自分が全力で対応すべきことは何か」が見え、そこに全力を投入してそれ以外を人に任せるようにした結果としてパフォーマンスが向上したのではないかと考えています。

まとめ

 この本の効果については身を以て感じています。しかし、時間を経て読み返したところまだまだ改善の余地はあるなと思います。裏を返せば一読して取り組むだけでかなりの効果を実感できるという証左ではないでしょうか。

 余力なく日々を過ごしている方、少し立ち止まってこの本を通じて「自分にとって最も重要なことは何か」を内省してみてはいかがでしょうか。

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